“ニュートラル”ラテラルピッチについて

Jkamespecsheet_2私のメジャーシートを掲載してみました。スパンは以前採用していた日本式の計測より5/16インチ短くなっています。サムのピッチがバーティカル、ラテラル(縦方向、横方向)共異常だと思われるかもしれませんが、間接が柔らかいので“収まり”を良くするための手法です。親指の腹のまんまん中でグリップ出来るので、このピッチが私にとってニュートラルな位置です。

ラテラル(横方向の)ピッチに関しては、米国でも0(ゼロ)基準とし殆んどピッチを入れない(せいぜい1/8)ドリラーと、ボウラーの骨格を基準にニュートラルな位置を決定し積極的にピッチを入れるドリラーに大別されます。

私は、後者を支持します。新規の採寸を希望されるお客様に関しましては、骨格にあわせたメジャーシートを作成するよう心がけております。スパンに関しましては、下記リンクのSafe Zoneを重視致しております。

多くのボウラーが当人の骨格を無視したラテラル0や1/8でサムホールを空けられてしまっています。ニュートラルな位置は人それぞれです。親指に違和感がある方は再検証をお勧めいたします。持ちやすい=離しやすい ですから。

よく0ピッチや、せいぜい1/8が抜けやすいと言いますが、グリップしたときに親指が小指方向を向くボウラーにとって0や1/8は非常に不安定な位置です。スイング時に無意識のうちに親指が収まり”の良い(握りやすい)位置を探し続け、結果不安定なリリースをもたらします。関節が硬い何十年も前の、大昔の手法を踏襲しているドリラーやその弟子には分かってもらえないのですが、サムのラテラル(横方向の)ピッチの不適合で苦しんでいるボウラーは決して少数ではないはずです。

また、「投げ方に合わせてピッチを決める」のはいかがなものでしょうか?そのピッチに本人の骨格が合っていない場合、その握りで投げ続けるのですから怪我の原因になるかもしれません。野球でもシンカーやフォークを投げ続けたら手はイカレテしまうでしょう。ボウリングボールの場合指を入れたら逃げ道がないので、慎重なメジャリングが求められます。

「2007.10.24スパン.pdf」をダウンロード

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ドリルマシン

ドリルには大掛かりな設備が必要だと思っている方が多いようですが、そうでもありません。基本的にはドリルプレス(ボール盤)とボールを固定しピッチ(角度)を入れる為のジグと呼ばれる操作器具、それにドリル刃が有れば、ドリル可能です。あとは面取り器具等があれば充分でしょう。

概ね国内で調達するよりも米国から輸入した方が安くまた、信頼できるメーカーの製品を購入出来ます。ビット(刃)も輸入した方が安いでしょう。ただモーターは日本製が最も優れていますし、輸送コストを考えるとボール盤は国内調達したほうが良いでしょう。ボール盤は数万円から十数万円程度で市販されています。

ボール盤があれば、あとはジグと刃ですが、個人や仲間での使用でしたらスタンダードタイプのジグに刃数本で25万円位から輸入可能です。

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ドリル業務について

当社が使用するドリルビット(刃)は、世界的プロショップ用品メーカーであるJayHawk 製 ストレートシャンク カーバイドチップビットで、ビットサイズは、1/2, 17/32, 9/16, 37/64 ~ 1-3/32(1/64刻み), 1-1/8, 1-1/4, 1-3/8 を用意致しております。日本では、1インチを超えるサイズの内、 1-3/64,1-5/64, 1-3/32 の普及率は非常に低いので、サムの太いボウラーの中には、異常なテープ調整を強いられている方が多々いらっしゃいます。サムホールが“しっくり” いかずお悩みの方は是非ご相談下さいませ。

※使用インサート:フィンガーグリップはTurbo Quad Ice(外径31/32, 7/8) および ProSports Contour S.S.ホワイト(外径63/64)、サムソリッドはTurbo Urethane, Vise Easy Urethane 1-1/8, 1-1/4, 1-3/8 です。

※当社作業所まで来所可能なお客様は、事前予約のうえ是非お越し下さいませ。申し訳ございませんが、駐車場はございません。

※当社が使用するメジャリングボール(写真上左)はサムホール、握り方向ともスプリング可変式です。

※最新式ピッチゲージ(写真上右)は、ピッチ(角度)を正確に計測します。従来品では不可だったフィンガーグリップ用の太く、浅いホールも測定可能で、見本ボールの計測に最適です。

innovative_measuring_ball thumb_protractor jonell_pitch_guage _router

inserts jayhawk_drill_press_wprojig_hitachi_motor jayhawk_jig jayhawk_drill_bits

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トップウエイト?pin?

以前はトップ(ウエイト)が大きいボールが曲がるといわれていましたが、現在では、トップウエイトの大小は物理的には、球質に殆ど影響を与えないといわれています。影響が有れば、トップウエイトの大小で別の銘柄のボールが発売されているはずです。

単純に指の太細でトップウエイトを選択しても良いでしょうが、特に重要ではありません。重要になってくるのはドリルレイアウトの時で、CGをグリップセンターから大きく離すレイアウトをすると、トップウエイトが大きなボールでは、大きなバランスホールが必要になるでしょう。現在では無意味と指摘するむきもある昔のルールが存在するためです。このようなレイアウトを好まれる方で、バランスホールがお嫌いな方は、トップウエイトが小さいボールをお勧め致します

ただ、最近、PBAプレーヤーのボールをみると、特にマスバイアスボールの場合、故意にというか、好んでバランスホールを空けたようなボールをしばしば見かけます。実はバランスホールには回転軸との位置関係によりフレアポテンシャルを調整する機能があるのです。PBA選手という、いくらでも好きなボールを選べる立場にありながら、敢てバランスホールが必要なボールをドリルするのには大きな理由があるのです

それから、pin1-2とか、pin3-4 の表示ですが、これはCGからピンまでのおおよその距離です。これも、離れている方が曲がる等という人がドリラーの中にもいますが、“風説の流布”です。大雑把に申しまして、pin0-2はローリングトラックが、指穴から離れている方(セミスピナー、スピナー)にドリルレイアウト上好都合で、ローリングトラックが指穴ギリギリ(ハイトラック)の方にはpin3 以上が好都合でしょう。

トップウエイト、pinともに、バランスホールを空けることを嫌わなければ重要な問題ではなくなります。

1オンス=1/16ポンド=28.35グラムが、15ポンド=6・804キログラムのボールに占める割合は1/240=0.41%です。DoDoスケールが大きく動くので、大きな数値であると勘違いされていますが、無視すべき数値です。野球やゴルフのボールにもこの程度の率の前後、左右等の重さの差はあるでしょう。ボールの回転数は、ボウリングより遥かに多く、ボールの曲がりも重要なスポーツです。でも、ボールのバランスを気にするなど、聞いたことがありません。

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